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論語とは?孔子の「論語」に学ぶ「あるべき理想のリーダー像」

2017/08/19

孔子の教えをまとめた「論語」をご存知ですか?

ビジネスパーソンの間でとても人気のある論語です。「興味はあるけど、まだ読んだことがない」というあなたのために3分でざっとエッセンスを紹介します。

ポイント

あくまでもここで紹介できるのは、ほんの一部です。もう少し学んでみたいなと思った方は論語の簡単な書籍からはじめてみてください。

最近では、漫画版も出ており文章だけの本が苦手という方には漫画版もおすすめです。

孔子とは

孔子(紀元前552年9月28日‐紀元前479年3月9日)は、春秋時代の中国の思想家、哲学者であり、儒家の始祖として知られています。 孔子とはあくまでも尊称(子は先生という意味)であって、氏は孔、諱は丘、字は仲尼(ちゅうじ)と言います。

74歳で死去した後、孔子の教えは、弟子の手によって『論語』にまとめられました。孔子には、3,500人の弟子がいました。性善説、性悪説で有名な孟子(性善説)と荀子(性悪説)は、この孔子の弟子です。

多くの言葉を残した孔子ですが、孔子の言葉としては次のものが一番有名ではないでしょうか。

子曰く 「吾 十有五にして学に志し 三十にして立ち 四十にして惑わず 五十にして天命を知る 六十にして耳順い 七十にして 心の欲する所に従いて矩のり踰えず」

意味:
孔子は言う… 

私は
15歳で学問に志しました。
30歳で 自信がつき 自立できるようになりました。
40歳で 心に惑いがなくなりました。
50歳で 天の使命を自得じとく(知り得る)ようになりました。
60歳では 耳にどんな話が聞こえても動揺したり 腹が立つことは なくなりました。
70歳になると 自分が行うすべての行動は 道徳の規範 きはん から 外れることはなくなりました。

論語とは

『論語』とは、孔子と彼の高弟の言行を孔子の死後、弟子達が記録した書物です、『孟子』『大学』『中庸』と併せて儒教における「四書」の1つに数えられています。

512の短文が全20篇で構成されています。篇の名称は各篇の最初の二文字(または三文字)を採ったものであり内容上の意味とリンクしているわけではありません。前10篇を「上論」、後10篇を「下論」と呼んで区別したりもようです。

学而第一(がくじ)
為政第二(いせい)
八佾第三(はちいつ)
里仁第四(りじん)
公冶長第五(こうやちょう)
雍也第六(ようや)
述而第七(じゅつじ)
泰伯第八(たいはく)
子罕第九(しかん)
郷党第十(きょうとう)
先進第十一(せんしん)
顔淵第十二(がんえん)
子路第十三(しろ)
憲問第十四(けんもん)
衛霊公第十五(えいれいこう)
季氏第十六(きし)
陽貨第十七(ようか)
微子第十八(びし)
子張第十九(しちょう)
堯曰第二十(ぎょうえつ)

wikipediaより

なぜ、論語が今人気なのか

読書

なぜ、多くのビジネスパーソンが今、論語を学んでいるのでしょうか。

論語から学べることの1つは「あるべきリーダーシップ像」です。戦乱期を生きた孔子は、「どうすれば混乱した世界に秩序を与え、長く続く組織を作くれるのか」ということを考え続けました。どの時代でも人が集まって作られた組織がリーダーに求める条件は同じです。

論語は、組織のだけでなく、個人としても大いに役立つ学びを得ることができます。

リーダーシップに興味のある方は、世界のリーダーとして有名な「スティーブ・ジョブス」の生涯はとても参考になります。特に記事の中で紹介しているスタンフォード大学でのスピーチは秀逸です。

論語を学ぶ効果

論語を学ぶことで仕事相手や自分の価値観を把握できたり、自己成長の大切さを再確認できるのではないでしょうか。

組織を率いるには、「品格」と「品性」

リーダー

孔子が理想とするリーダーとは、

君子は貞にして諒ならず

という言葉に全てが詰まっています。

直訳してしまうと、「立派な人間は正しい道理のためであれば、約束を破る」となります。しかし、孔子の言わんとしていることはもっと別のところにあります。

孔子は、「やむ得ない理由で約束を破ったとしても、これからもあの人についていこう」と思われるリーダーになれと言っています。

これには、日頃から信頼を得られる行動がとても大事になってきます。そこで求めらるのが、「品格」であり「品性」です。中でも「徳」、つまりは対人関係のルールを身につけていくことが大事だと孔子は言っています。

相手の価値観を理解し、無用な摩擦を回避する

1人のビジネスパーソンとして周囲との関係性を考えたり、リーダーとして部下を率いる場合、相手の価値観に合わない行動を取った場合、人間関係はなかなかうまくいきません。あなた自身もそのような経験がありませんか?

相手の意に沿う行動を常に取ることはできませんが、相手の価値観を理解することによって、無用な衝突を回避することはできます。

小さな成長を積み重ね、自分を高める

楽しい

孔子は論語の中で「成長する実感や手応えを楽しいと思うことが大切であり、楽しんだ人間が一番深くて遠い境地に達することができる」と言っています。楽しいものほど長続きし、継続することでどんどん成長することができます。あなたの実体験の中でも、嫌なことよりも楽しい・好きだなと思えることの方が得るものは大きかったのではないでしょうか。

論語の中の有名なことばに次のようなものがあります。

「学びて時にこれを習う。また説(よろこ)ばしからずや。朋(とも)遠方より来るあり。また楽しからからずや。」

この意味は、「成長を実感するのは楽しく、同じ志を持った友人と、成長をお互いに確かめつつ高め合っていくことが楽しい」ということです。

誰しも楽しいと思えることが一番の成長につながります。このことを知っていれば、日頃の仕事をいかに楽しむかを考えれば、どんどん成長していく、周りからも認められうできるビジネスパーソンになれるかと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回ご紹介したのは、論語のほんの一部です。これを読んで、面白そうかなと思った方は是非書店で論語を手に取ってみてください。最近の論語ブームのおかげでとても読みやすいものや、音声で論語を聞くということもできるようになっています。

日頃の生活の中で、自分はこう考えて行動しているけれど、孔子はづ考えているのだろう?といったように使ってみるのも一つの手です。

人生のお手本として、論語はとてもオススメです。

論語をもっと学ぶ

最初から難しいそう本を買っても長続きしないので、漫画くらいからスタートしてみてはいかがでしょうか。

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