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本当のシンプルライフとは?「フィンランド人が教える本当のシンプル」モニカ・ルーッコネン(著)

今回ご紹介する本は、「フィンランド人が教える本当のシンプル」です。

Chapter1 フィンランド人はいいものだけを10年使う
Chapter2 なにげない一瞬を最高に楽しむ
Chapter3 「スタイルのある生き方」のすすめ
Chapter4 4週間、湖の近くで休むフィンランド人
Chapter5 お金をかけずにリッチに生きる
Chapter6 家は自分だけの聖地
Chapter7 アートは人生に彩りを与える
Chapter8 ただしい運動と食事はしあわせの基本
Chapter9 モノより時間 モノより人間関係

フィンランド人が教えるシンプルなライフスタイル

この本は、フィンランド人の作者が教える「フィンランド人のシンプルなライフスタイル」です。

日本では、最近だと断捨離やミニマリストが流行っているので、できるだけものを持たない、必要ないものは捨てるという方が少しずつ増えてきている印象です。

しかし、この本で教えるフィンランドのライフスタイルは、「捨てる」、「減らす」ではなく「大切にする」というものです。

日本人の場合だと、あれが欲しい!と思ったら買ってしまいますが、フィンランド人は今持っているもので代替できないかな?と考えます。

また、何かを買うにしても長く使えるものを買います。また、フィンランドは、フリマの文化が根付いているので、いらないものはフリマで売ったり、また近所で欲しがっている人に渡したりとものを大事にする文化です。

自然を楽しむ

フィンランドは国土は日本と同じくらいの広さがあるのですが、人口は500万人ほどです。また、フィンランドは自然が豊かで特に湖が多いことで有名です。そのことからフィンランドは、別名「1000の湖のある国」と呼ばれています。

しかし、1000というのもかなり控えめな表現らしく、実際は全部で188,000もの湖があります。

そんな自然豊かなフィンランドの人たちは、ほとんどの家族が家の他にコテージを持っていて、年に何度か長期の休みをとりコテージで過ごすことを何よりも楽しみにしています。

いろいろなコミュニティーに入る

フィンランド人は、物よりも人間関係を大事にします。ものに囲まれた人生では、なく人に囲まれた生活を大切にするフィンランド人は、たくさんのコミュニティに参加します。

仕事終わりのコミュニティや地域、フリーマケットのコミュニティなど様々です。

フィンランドは、仕事終わりは16時なので、そのあとの時間を家族や地域の人たちと過ごします。

フィンランドは、福祉の分野でも先進国として有名なので、ものやお金よりも人間関係を大事にする国民性です。

福祉先進国のフィンランド

フィンランドは、福祉の分野で世界的に有名で、別の記事でもご紹介したベーシックインカムの導入も世界でいちばん最初にされるのではないかと言われています。

実際に2017年の1月から2000人を対象にして試験的に導入されています。

まとめ

今まであまり関心のなかったフィンランドだったのですが、この本を読んでフィンランドについてしるいいきっかけになりました。

読書会に参加していただいている方には、私は「将来は台湾に住む!」といつもお話しているのですが、この本を読んでみてフィンランドもありかもしれないと思うようになりました。

少し調べてみると、外国人にもかなり優しい国なようで、国から住宅補助が出たり、語学学校が無料で行けたり、病院が無料だったりするようです。

しかも、永住権は4年ほどで取れるとか。

将来住みたい国リストにしっかりと入れ、1度は視察にフィンランドに行ってみたいですね。

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